私の島暮らし

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今福島から。
今日は遠くから台風の風が吹いて暑さが和らいでいます。

ある方からメールで送っていただいた言葉が胸に沁みて泣いてしまいました。
それをご紹介しますね。


『23日、代々木公園で<さようなら原発 さようなら戦争全国集会>があり、参加してきました。

25000人の参加がありました。

どのスピーチも素晴らしかったのですが、今日は、福島からの武藤類子さんのスピーチをご紹介します。

4年前のさようなが原発集会での感動的なスピーチをご存じのかたも多いと思います。

一昨日のスピーチもぜひお読みください。



〈どんな暗がりにあっても、私たちは確かな明かりを一つずつ灯していこう。〉

〈私たちは、戦争法案にも、原発社会にも閉じ込められない、愛に満ちた自由な者たちです。そのことを、繰り返し思い出しましょう。〉

武藤類子さんスピーチをシェアさせてください。 良かったら、お友達友シェアしてね。

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皆さん、こんにちは。福島から参りました、武藤類子です。
今日も、福島からバスでやって来た仲間たちがいます。遠い避難先からやって来た仲間もいます。

東京電力が起こした福島原発事故は終わっていません。今も被害は広がり、続いています。日々、福島で起きていることの多くは、マスメディアで報道されることもありません。

2015年、秋。あれから4年半。
ほのかに色付き始めた福島の森はなお美しく、水は清冽な音をたて流れて行きます。野には紫のアザミや青いツユ草が揺れています。
でも、森の中の朽ちた樹木に見え隠れするキノコを食べることはできません。アケビ、ナツハゼ、ハシバミ、秋の稔りを素直に喜ぶことはできません。物言わずじっとたたずむ植物たちに、変わらず生を営む鳥や虫や獣たちに、何が起こっているのでしょうか。
毎日大量の汚染水が流される海で、魚や海の生き物たちはどうしているのでしょうか。
大地や樹木、アスファルトに入り込み、今も発せられる放射線はあらゆる命に何をもたらすのでしょうか。
豊かな生命を育む、大地も森も水も風も深い傷を負ったままです。

福島県は今、帰還と復興の激しい流れに呑み込まれています。
国と福島県は、放射線量がまだ十分下がりきらない地域の避難指定を解除し、避難者の借り上げ住宅制度の廃止や賠償の打ち切りを、当事者の声を十分に聴かぬままに決めました。
オリンピックに注がれる莫大なお金で何人の避難者の生活が保障されるでしょう。

図書館や、郵便局や、コンビニにも置かれている、環境省の放射線教育漫画には、9の真実に1の嘘を潜ませています。
福島県の小学5年生が全員訪れることになる放射線教育施設の完成が近づき、子どもの応募により愛称が決まりました。小学生の時「原子力 明るい未来の エネルギー」という標語を作った大沼さんは、事故後に心を痛めていました。原発安全神話の次には放射線安全神話が作られて流布されています。
修学旅行の高校生や見学ツアーの中学生が福島を訪れます。
放射能安全神話と固く結びついた帰還政策は、被曝への警戒心や健康不安への言葉を封じ込めます。帰還政策とは、放射能がある場所へ我慢して帰って暮らせと言うことです。
多発であるという警告を受けて、早急な調査と対策がされるべき小児甲状腺癌は、増え続けています。
福島県の災害関連死は、津波で亡くなった人をはるかに超えました。ふるさとへの郷愁と放射能への不安のはざまで、精神の疲れは限界です。

そんな中、川内原発は再稼働し、次は伊方原発の再稼働が目論まれています。福島の次からは、原発事故が起きても賠償が大きく制限されるという制度が、経産省の小さな委員会でひそかに決められようとしています。原発を造ってきたメーカーやゼネコンは、責任を負うこともなく放射性廃棄物の処理で再び利益を上げています。

過去の過ちを反省せず、多くの国民の反対を押し切って推し進める。これは、憲法違反の安保法案が、安倍政権の暴挙によって決められたことと重なります。多くの市民の枯れ果てるまでに上げ続ける声を聞かずに決めたこととも同じです。
過酷な被曝労働は、日本中で仕事を求める人々の受け皿になっています。今度は兵役がその受け皿になるのでしょうか。
戦争も原発事故も、起きてしまったことから学ばなければ、悲劇は何度でも繰り返されるのです。犠牲になった人々の怒りと悲しみは決して慰められはしません。
国土を失い、平和を失い、民主主義を失うものは、原発と戦争です。
人権を侵害し、命を冒とくし、生きる尊厳を奪います。

ぼんやりとうごめいていた不穏なものは、はっきりと姿を現してきました。
私たちは自覚しなければなりません。

国が子どもを守ろうとしないことを。
被害者が切り捨てられていくことを。
原発関連企業がその罪を問われないことを。
政府が国民の声を無視することを。

この呆然とする現実を前に、膝をつき言葉を無くす日々があります。
起き上がれずに、目を背けたい朝があります。

でも、私たちは自分を無力だと思わなくていいのです。
「9条守れ」「戦争いやだ」のプラカードを手に、雨の中も国会の前に立ち尽くす何万という人々がいました。
年齢や立場、党派をも超えて共に闘う人々がいました。
原発事故の被害者たちは共に手を繋ぐことを約束しました。
全国散り散りになった避難者も、繋がっていこうと動き出しました。
刑事責任を問わない検察庁の代わりに、市民による検察審査会は、刑事裁判への扉を開きました。
それは、長い間コツコツと、平和と原発反対を訴え続けて来た人々から繋がっています。
緑の田んぼを渡る風のように、爽やかに吹き渡っていく若者たち。
子どもを胸に抱きながら汗を光らせマイクを握る、戦争法案反対を訴える母親たち。
そのシンプルで率直な感性とまぶしさは、私たちの世代が乗り越えられなかったものをやすやすと超えていくでしょう。わたしは彼らの心優しい賢さに学びたいです。

どんな暗がりにあっても、私たちは確かな明かりを一つずつ灯していこう。
今はまだ冷たい雪の下の一粒の種であっても、やがて一輪の花を咲かせる者たちを、心して待とう。

私たちは、戦争法案にも、原発社会にも閉じ込められない、愛に満ちた自由な者たちです。そのことを、繰り返し思い出しましょう。
自分を大好きでいましょう。共に歩むものを大切にしましょう。誰も私たちの想いを止めることはできません。
原発も戦争も無い世界を、私たちひとりひとりが創っていきましょう。

--------------------
             』



私も日本のこれからを思うと暗澹としてしまいます。福島、沖縄、諫早湾への干拓事業、川内原発再稼働のことなどを考えると『何でこうなるの」と、国の政治、政策それを支援していく企業や人々が確実にいるんだってその現実が悲しい。

でも事実や真実を知る事からすべては始まるし、目覚める。そしてさらにもっと目覚めるように自覚したいです。


そして武藤類子さんと小出裕章さんの講演が11月に東京で開かれます。
ご興味のある方はぜひご参加ください。

『みなさま
全国各地で戦争法案反対の行動にご尽力されたことと思います。
法案が成立したとされたあとも、東京では9月23日の代々木公園集会、24日夜の国会前集会と連日行動に取り組んでいます。
たたかいはこれからだという声があちこちから聞かれます。
そのとおりですね。誰がなんと言おうとも原発再稼働を推し進め、戦争法案をごり押しし、立憲主義を破壊する現政権には一刻も早く退陣してもらいましょう。そのために衆知を集める時が来ています。
「脱原発をめざす女たちの会」では、来る11月23日に下記の集会を開きます。
小出裕章さんと武藤類子さんの講演会です。
質疑応答の時間をたっぷりとります。
小出さん、武藤さんといっしょに次への一歩を考え、踏み出しましょう。
会場があまり広くありません。ぜひ事前のお申込みをお願いします。

「ゴメンだね!原発も戦争も! 脱原発をめざす女たちの会11.23集会」
日時 2015年11月23日(月・祝)12:30開場 13:00開会
場所 浜離宮朝日ホール・小ホール
   (都営地下鉄大江戸線「築地市場」駅A2出口すぐ、東京メトロ日比谷線
    「築地」駅1.2番出口徒歩8分、「東銀座」駅6番出口徒歩8分)
参加費 1000円
プログラム 講演 小出裕章「原子力を廃絶するために必要なこと」
         武藤類子「福島の今」
お申込み ホームページの11.23集会申込みフォームからお申込み下さい。
     http://www.nnpfem.com/

みなさまのお越しをお待ちしています。


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 脱原発をめざす女たちの会 事務局 

 TEL 080−3174−3584
 FAX 03−6551−1111
 E-mail :info@nnpfem.com
URL: http://www.nnpfem.com/
                 』



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